・児童相談所が子どもの虐待対応に追われているパターン
児童相談所は子どもの虐待に関する通報があると、まずはとにかく保護するため何よりも先んじて現状へ駆けつけ、子どもの安否を確認する使命があります。
そして、子どもを里親委託するために、施設で生活する子どもに関しては、施設での様子や生活ぶりを調査、子どもの親への意志確認、子どもを里親委託するための検討会議を開催、と、いくつもの手順をクリアしてやっと里親に打診します。それが終わってからも、里親宅に家庭訪問に出向き、養子縁組についての意志を確かめ、あるいは子どもとの面会日を調整したりといった地道な作業をずっと続けることになります。
多くの人間が関わり、また多くの時聞も必要とし、全ての工程を慎重に検討しながら進めなければならず、里親委託に割くための時聞が取れないというケースがあります。

・もともとその自治体は積極的な里親委託をおこなっていないパターン
里親探しに関する広報活動をしていても、実は委託する環境が整っていないのではないかと思わざるを得ない地域も事例として散見されるようです。

・子どもの親が養子縁組に同意してくれないパターン
養子縁組を委託することが適当であると判断された家庭でありながら、生みの親からの同意が得られなかったというケースもあるとの調査も出ているようです。

・子どもの心身がかなりダメージを受けている状態
この場合、特別な治療を必要とするため、里親の元だけではかかる養育すべてを充分におこなうには懸念が残ると児童相談所に判断されるパターンもあります。

・子どもに対する要望が多い里親
里親という立場から、子どもに関する要望を多く出してしまうと、子どもと出会いにくいという傾向があります。長い期間を待つうちに、子供を受け入れるための生活リズムを変えてしまったり、場所などの環境が移り変わってしまったり、介護や病気などという要素があらわれ、子どもを迎えることが難しくなる里親も存在するようです。2839

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