再婚したとき、相手に子どもがいるという場合に養子縁組を行うこともあります。 たとえば母親が息子を連れて新しい旦那さんと結婚するというケース。 養子に入る場合、新たに父となる男性の子どもとなり、その姓を名乗ることになります。 元の父親との親子関係は解消されるので、相続や遺産に関しては現在の旦那さんのほうから受け取る形になるわけです。

特にこれは6歳に満たない子どもを養子にする”特別養子縁組”を行う際に当てはまり、再婚相手との話し合いで決めることが多いようです。 もちろん子どもの気持ちも無視してはなりませんし、前に名乗っていた姓とは違う姓を名乗らなければならないことから、 学校や友達関係での軋轢・葛藤の原因になってしまう場合もあるかもしれません。 これから親子としての関係を築いていくわけですし、親と姓が違うのはいろいろと問題になることもあります。 その辺りも子どもとちゃんと向き合って説明していき、しっかりと教えたうえで手続きを踏んでいくことが今後の新生活にも響いてくると言っても過言ではありません。 「せっかく新しい人との結婚生活が楽しみなのに、老後のことなんて……。」と思うかもしれませんが、養子縁組を遅滞なく行うことで、子どもは正式な相続の権利を取得できます。

この辺をあいまいにしたままだと、数十年経ってから、何かしらのトラブルにならないとも言い切れません。 もちろん養子縁組を経ずにいたとしても、旦那さんのほうで遺言を残しておけば、遺産を譲渡することができなくもないので、必ずしもしなければならないわけではないので安心してください。 養育費をもらっている場合などは縁を切るとデメリットになる場合もあるので注意が必要です。